U-20日本代表、日韓戦で露呈した課題 W杯出場へ王手も…土壇場で「勝利を逃した」
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日本は試合終盤に失点
U-20日本代表は2月20日、中国で開催されているU-20アジアカップグループリーグ(GL)D組の最終戦でU-20韓国代表と対戦し1-1の結果となった。終盤に追い付かれた展開で対戦国メディアは「日本は勝利を目の前で逃した。劇的なドロー」と激闘を報じている。
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日本はGL2試合を終え、1勝1分で2位。首位に立っていた韓国と対決した。引き分け以上で準々決勝進出が決定する状況だったなか、前半28分にMF石井久継(湘南ベルマーレ)のクロスからチャンスが生まれ、こぼれ球をFW神田奏真(川崎フロンターレ)が押し込んで先制した。
1点リードのまま後半に入ったが、迎えた同アディショナルタイムに一瞬の隙を突かれる。MFキム・テウォンに同点ゴールを許し、韓国相手に土壇場で1-1のドローに持ち込まれてしまった。この結果、日本はD組2位通過。韓国はD組1位での突破が決まっている。
韓国のニュースサイト「エキスポート・ニュース」はこの試合を「キム・テウォンが劇的同点ゴール! D組1位通過、ウズベキスタンとW杯出場権を争う」と速報。また対戦した日本については「日本は愕然としたのか? 勝利を目の前で逃した」と、土壇場の同点ゴールがもたらした影響を伝えている。
今回のゲームを通し、日本は終盤の試合の締め方に課題も生まれた。準々決勝では、23日にイランと対戦。イランとの勝負に勝利しベスト4入りを果たせば、4大会連続でのU-20W杯出場が決まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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