日本の17歳逸材を攻略「容易ではなかった」「組織的な守備」 日韓戦ピンチ死守も崩れた堅守

荒木は好セーブを連発【写真:(C)AFC】
荒木は好セーブを連発【写真:(C)AFC】

GK荒木が好セーブ連発も後半ATに失点

 U-20日本代表は2月20日、中国で開催されているU-20アジアカップグループリーグ(GL)D組の最終戦でU-20韓国代表と対戦し1-1のドローで終えた。準々決勝へ無事に駒を進めた日本の守備について、対戦国メディアは「破るのは容易ではなかった」と評している。

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 D組の1位韓国と、2位日本の直接対決。日本はこの“日韓戦”を引き分け以上で終えれば、準々決勝への切符を掴むことができた。前半28分にFW神田奏真(川崎フロンターレ)がペナルティーエリア内でこぼれ球を押し込み日本が先制。しかし後半アディショナルタイムに追い付かれ、ドローの結果となっている。

 終盤まで韓国の攻撃陣を抑えていた日本について、韓国メディア「SPOTV NEWS」は「試合序盤から日本が試合を主導した。GK荒木の好セーブで同点弾の機会を逃していた。組織的な守備を破るのは容易ではなかった」と報道。17歳GK荒木琉偉(ガンバ大阪)が披露した好セーブも含め、日本の堅い守備に苦戦した流れを伝えている。

 それでも後半アディショナルタイムにMFキム・テウォンが同点ゴールをこじ開けた。「絶妙な右足シュートで日本ゴールを割った」と劇的な一撃に賛辞を送った。同メディアは母国について「守備で不安な姿を見せ、攻撃展開でもやや滑らかでない瞬間があった」と不安を指摘したなか、日本との激闘を冷静に報じていた。

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