北中米W杯に間に合うのか…冨安健洋の復帰プログラムを公開「これから回復とリハビリを開始」

右ひざの手術を受け今季は絶望…クラブが発表
イングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は、公式SNSで右膝の手術を受けたことを自身の公式SNSで発表した。これに続き、所属するアーセナルもクラブの公式サイトで、冨安の復帰プログラムを発表している。
昨夏のプレシーズン期間に膝の負傷で長期離脱した冨安は今シーズン、ほとんどプレーすることができていない。昨年10月5日のプレミアリーグ第7節サウサンプトン戦(3-1)で今季初出場を果たしたがその試合で負傷が再発し、ここまでのプレー時間はこの時のわずか6分となっている。
森保ジャパンでも守備の要となることが期待されていた冨安だが、その状況についてアーセナルが詳細を発表した。アーセナルのリリースは、「冨安健洋はプレシーズンで初めて負傷した右膝の手術に成功した。8月に最初の手術を受け、その後、全体練習に合流して10月のサウサンプトンとのホームゲームに途中したが、トミは膝に問題を抱え続け、さらなる手術を受けることになった」と、状況を説明している。
気になるのが復帰時期だが、クラブは「トミはこれから回復とリハビリプログラムを開始し、今年末までに完了する予定だ」としており、復帰まで10か月かかる可能性を伝えている。リリースの最後には「クラブの全員が、トミが可能な限り早く完全なコンディションに戻るように全力でサポートしている」と、冨安の復帰にチームが一丸となると記している。
日本代表は3月シリーズの期間にも2026年の北中米ワールドカップの出場権獲得が決まる見込みだが、約1年半以上にわたってほとんどピッチに立てなかった冨安は、26年6月11日に開幕を迎えることになるW杯までに、完全な状態で戻ってくることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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