神戸が“大打撃”…ACLE混乱で前代未聞の順位変動 3位→5位転落で決勝T対戦相手も変更か

神戸の順位が大きく変わることに【写真:(C) AFC】
神戸の順位が大きく変わることに【写真:(C) AFC】

19日に山東の大会撤退により大混乱

 アジアサッカー連盟(AFC)は2月19日、山東泰山(中国)が同日開催予定の2024-25年AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ最終節・蔚山(韓国)戦を棄権すると発表した。規定に則り今大会自体から撤退することが決定。AFC公式サイトでは前日の結果を受けて順位表が更新され、ヴィッセル神戸が3位から5位に転落した。

【PR】ABEMA de DAZN、日本代表選手の注目試合を毎節2試合無料生中継!

 大会規定の5.6条では「大会開始後に撤退したクラブのすべての試合は無効とされ、記録から抹消される。またその試合での勝ち点やゴールは、リーグの最終順位(第8.3条)を決定する際に考慮されない」とされている。異例の状況下でAFCは「今後、必要に応じて関連するAFC委員会に付託され、決定が下される予定」とれていた。

 そのなかで、AFCは東地区もステージ突破した8チームを発表。横浜F・マリノス、川崎フロンターレの日本勢に次いで、3位は神戸だったものの、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)が入り、光州FC(韓国)と続いて、神戸が5位に転落した。山東との対戦成績が影響していると見られ、神戸は勝ち点3を失った形。また浦項(韓国)も試合が取り消されたことにより、決勝トーナメント進出の可能性が消滅してしまった。

 逆に同国のため山東と対戦がなかった上海上港は10位から8位にアップ。逆転での突破を決めた。

 横浜FM、川崎も勝ち点を失ったが順位は変動せず。神戸は3位から5位に転落したことで、対戦相手が変更となり、4位光州FC(韓国)に。AFCから順位の公式発表はまだだが、東地区突破の8チームは発表されている。この混乱はまだ続きそうだ。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング