佐野海舟は「ドイツの中でもトップレベル」 欧州視察の森保監督と対面「いい顔をしていた」

森保一監督が佐野海舟について言及【写真:Getty Images】
森保一監督が佐野海舟について言及【写真:Getty Images】

森保監督が欧州視察から帰国

 サッカー日本代表の森保一監督が2月19日、欧州視察から帰国し取材に応じた。そのなかで、ドイツ1部マインツでプレーをするMF佐野海舟のプレーも視察。試合後には本人と直接対話したことも明かしている。

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 森保監督は2月8日のブンデスリーガ第21節、マインツのホームで行われた試合を視察。佐野がフル出場を果たした試合を見て「彼の存在感は上がってきている」と成長を目の当たりにした。

「相手に190センチ以上の大柄の選手いましたけど、ヘディングでやらせない、勝っている局面の方が多かった。体格差はあってもコンタクトの強さやタイミングを考えてやらせない。勝っていくことを表現できていた。奪って攻撃の部分もより効果的にできるよう本人もチャレンジしているところも見受けられた」

 欧州移籍でさらに評価を高めている佐野。森保監督は、以前代表に呼んだ時よりも「間違いなく成長している」と実感。「自分のプレーの幅を広げようとするチャレンジが見られた。ボールを持った時の判断スピード、プレー選択は上がっている。何よりも、ボールを刈り取れる力がヨーロッパの中では非常に評価されている。ヨーロッパ、ドイツの中でもトップレベルといっていいくらい存在感が大きかった」と絶賛した。

 森保監督は視察のうえで「海舟とは試合終わってから会って、ちょっと話をさせてもらった」とやりとりを明かし、「凄くいいチャレンジをしているということ、色々なことをやれる自信と、もっとやらなければならないというところ。彼はいい顔をしていた」と、現地で実際に会った感触を話した。

 佐野は2019年に米子北高から当時J2のFC町田ゼルビアへ加入。23年には鹿島アントラーズへ移籍して正ボランチの地位を確立した。同年に2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー戦でA代表デビュー。24年にマインツへ完全移籍となり、ここまで今季リーグ戦22試合に出場しチームの中心的支柱として活躍している。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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