神戸が4失点敗戦 GK退場で苦戦したACLEアウェー戦…冨永虹七&井出遥也で意地の2点
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上海申花に2-4の敗戦
ヴィッセル神戸は2月18日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ最終第8節で上海申花(中国)と対戦し2-4の敗戦を喫した。すでに決勝トーナメント進出が確定している神戸は大幅にメンバーを変更して挑んだなか、開始早々の失点や前半7分の退場含め苦戦を強いられた。
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ACLE上海申花戦では今シーズンからトップ昇格したFW濱﨑健斗や、ユース所属のFW瀬口大翔など若手を積極的に起用した神戸。2009年生まれのMF里見汰福(神戸U-15所属)がベンチに入るなど、新戦力にも期待の試合だった。
しかし前半1分、コーナーキック(CK)からFWサウロ・ミネイロにゴールを許し失点。同7分にはGKオビ・パウエル・オビンナが相手の抜け出しに鋭く飛び出したなかで衝突し、ボールに触れることができず一発退場の判定となってしまった。
FW瀬口を下げ、ベテランGK新井章太を投入。1人少ない状況下で何とか耐えていた神戸だったが、前半アディショナルタイム3分にDFチャン・シンイチにこぼれ球を押し込まれた。後半3分にはサウロ・ミネイロに再び決められ3失点目。同20分にはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入し、ペナルティーエリア内でDF岩波拓也の腕にボールが当たったことが確認されると、オンフィールドレビューで主審がチェックのうえ相手にPKが与えられた。
このPKをサウロ・ミネイロがきっちり沈めハットトリック。新井も反応したが防ぎきれず。かつて横浜FCにも在籍した元Jリーガーが神戸を相手に躍動している。それでも後半42分、DF齊藤未月の鋭い縦パスからMF冨永虹七が見事なミドルシュートで1点を返した。同アディショナルタイムには途中出場のMF井出遥也がネットを揺らしたものの、追い付くことができず2-4で敗戦となっている。