現地メディアが報道

　オランダ1部フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世は、2月19日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ（CL）プレーオフ第2戦の遠征メンバーから外れており、オランダメディア「1908」は今後、数週間にわたって欠場する可能性を伝えている。

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　上田はミランとの第1戦（1-0）に先発出場していたが、ハーフタイムでベンチに退いていた。フランスメディア「FR12」によると、試合後にパスカル・ボスハールト監督は「臀部に問題を抱えていて、予防措置としてハーフタイムで交代した」と、負傷が軽度である見通しを語っていた。

　しかし、上田はこの負傷以降はピッチに立つことができずにいる。そして、CLのベスト16入りをかけた大一番の遠征メンバーからも漏れており、離脱期間が長引く可能性もあるようだ。フェイエノールトは負傷者が続出しており、「フェイエノールトは今後数週間、彼らを計算に入れないようだ」という負傷者リストのなかに上田の名前も入れていた。

　フェイエノールト加入後、上田は負傷が続いており、今シーズンは公式戦20試合出場5得点2アシストという数字にとどまっている。ここまで日本代表として30試合に出場して14得点を挙げている上田は、ここまでの北中米W杯予選でも10試合8得点という数字を残している。W杯出場権獲得に大きく近づいている森保ジャパンだが、上田は昨年の11月シリーズに続き、3月シリーズへの招集も見送られることになるかもしれない。