クラブが公式発表

　J1の川崎フロンターレは2月17日、GKチョン・ソンリョンが道路交通法違反により検挙されたと発表した。また、その際に運転免許証が失効していたことも判明。クラブ独自の処分が下されることになった。

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　チョン・ソンリョンは2016年に川崎に加入し来日。長年守護神としてチームを最後尾として支え、Jリーグ連覇などに大きく貢献。2023年はGK上福元直人（湘南ベルマーレ）の加入により一時は守護神の座を奪われたが、取り返し、昨季も正GKとして活躍した。

　しかし今季は、2月11日のAFCチャンピオンズリーグエリート、さらに15日のJ1開幕節名古屋グランパス戦ではGK山口瑠伊がスタメン出場し、チョン・ソンリョンは控えに回っていた。そんななか、17日にチョン・ソンリョンの道路交通法違反による検挙をクラブが報告。その際に運転免許証が失効していたことも判明した。

　クラブは事態を重く受け止め、チョン・ソンリョンと面談の上、猛省を促し、クラブ独自の処分として公式戦1試合の出場停止処分、他にも強化部門の責任者に減俸を科すことに決定したと発表。クラブは「ファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様、すべての関係者の皆様に、多大なるご心配をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。