香川がCL8強モナコ戦で1得点1アシストも… 爆破被害のドルトムント、本拠地で2-3と痛恨黒星
圧倒的な攻撃力を誇るモナコに主導権握られ、ドルトムントは前半2点のビハインド
ドルトムントは現地時間12日に延期となっていたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝第1戦のモナコ戦に臨んだ。チームバスを標的とされた爆破事件で被害の影響が尾を引いたのか、本拠地で2-3と痛恨の黒星を喫した。日本代表MF香川真司は先発フル出場で1得点1アシストを記録するなどチームの攻撃を牽引した。
ドルトムントは前半15分にDFソクラティスがペナルティーエリア内でFWエンバッペを後ろから倒してPKを献上するなど、立ち上がりから不安定さを露呈。PKはMFファビーニョがゴール左へ外し、この試合最初のピンチを逃れたものの、圧倒的な攻撃力を誇るモナコに主導権を握られた。
同19分、モナコはMFシウバを起点としてカウンターを仕掛けると、MFルマルの左クロスを18歳のエンバッペが押し込んで均衡が敗れた。クロスの瞬間、エンバッペは体半分最終ラインから飛び出していたものの、主審はゴールと判定した。
ドルトムントが攻めあぐねる展開のなか、同35分にはドルトムントDFベンダーのオウンゴールでモナコに2点目のアウェーゴールを献上。ゴール前のポジション取りの際にベンダーはFWファルカオに足を踏まれてバランスを崩していたためファールを主張していたが、1点目同様にゴールは認められた。ジャッジにも見放されたドルトムントは2点のビハインドを背負って後半を迎えた。
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