高橋祐治は試合後に乾貴士と記念撮影

　清水エスパルスは、2月16日に行われたJ1リーグ開幕節で東京ヴェルディと対戦し、1-0の勝利を収めた。清水DF高橋祐治は試合後、2シーズン前に自身が与えた痛恨のPK場所で、元日本代表MF乾貴士と記念撮影をしている姿が話題となり、「やっとネタにできてよかったです」と語った。

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　清水は東京Vと2023年のJ1昇格プレーオフ（PO）決勝で対戦。この試合で高橋は、後半アディショナルタイムに痛恨のPKを献上し、あと一歩のところで昇格を逃していた。

　そんな因縁の対決が2シーズンぶりに開幕節で実現。さらに場所は同じく国立競技場とリベンジするにはもってこいの舞台となった。試合は前半40分、高橋と同じく悔しい思いをしていたエースFW北川航也が決めた1点を清水が守り切り、1-0の勝利を収めた。

　試合後には安堵とともに歓喜していた高橋。その後、2シーズン前にスライディングをして相手にPKを与えた場所を指差し、それを乾が記念撮影をする姿も見られた。

　試合後の取材で「なんかね、昨日アナザースカイ出てたんで」と切り出した高橋。試合前日の15日に放送されたテレビ番組に高橋は、モデルとして活躍する姉の高橋メアリージュン、高橋ユウと出演していた。

「乾選手と祐治のアナザースカイは国立やなみたいな話を2人でしてて。写真撮りたいけど、勝ったらやろうぜっていう話をしてました。実際に勝ってできたんで、やっとネタにできてよかったです」と笑顔を見せ、肩の荷が下りたと裏側を語った。