「ワタがいかに重要か分かった」 20分間の“仕事人”…リバプール監督が32歳を絶賛「脅威を無力化」

遠藤は途中から出場
イングランド1部リバプールは2月16日、プレミアリーグ第25節でウォルバーハンプトンと対戦し2-1の勝利をつかんだ。日本代表MF遠藤航は後半26分から途中出場し、クローザーの役割を果たした。プレー時間は約20分間だったもののプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選出。アルネ・スロット監督も「いかに重要か分かった」と“職人”の仕事ぶりに脱帽した。
前半15分、FWルイス・ディアスのゴールで先制したリバプールは同35分にはFWモハメド・サラーがPKを決めて2-0に。一方で後半22分にミドルシュートを決められて1点を返された。1点差に迫られ、同26分から遠藤が登場。守備固めとして入った遠藤は相手の攻撃を跳ね返し、反撃を許さなかった。
スロット監督は試合後「今日はジャレル(・クアンサー)やワタ(遠藤航)のような選手がこのチームにとっていかに重要か分かった」と、ゲームを締めた遠藤を称賛。相手の猛攻を受ける時間帯だったため「ワタのようなタイプの選手を投入し、ソボスライ(・ドミニク)を左サイドにズラして脅威を無力化した」と起用の理由も明かした。
自らの役割を全うした遠藤の活躍もあり、リバプールは公式戦3試合ぶりの勝利を手にして首位をキープした。
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