栃木シティFW田中パウロが早速2アシスト

　栃木シティFCは2月15日、初参戦となるJ3リーグ開幕節で相模原SCと対戦し2-1の逆転勝利を飾った。Jリーグ初勝利の裏には、2つのアシストのFW田中パウロ淳一が大きな存在感を示している。特に1点目を演出したドリブルには「レベル違う」「J3でチートだろ」と感嘆の声が寄せられた。

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　前半33分、右からのスローインを受け深い位置で相手を背負ってターン。うまく前ゴール方向を向くと、鋭い左足の切り返しで相手2人を置き去りにする。ラストパスをストライカーFW吉田篤志が詰めて同点弾を奪った。後半39分には正確なフリーキックで吉田の2点目をお膳立てしている。

　田中は大阪桐蔭高校の出身で、2012年に川崎フロンターレへ加入。これまで5つのJクラブを渡り歩き、契約満了からトライアウトも経験してきた。昨季栃木をJFL（日本フットボールリーグ）優勝に導きJリーグに舞い戻った田中のプレーには「レベル違う」「J3でチートだろ」「パウロの時代が来た！」「マジキレキレ」「やっぱうまい」とファンも歓喜の声を上げていた。