J助っ人珍ハンド→失点は「軽いプレー」 キャプテンが指摘「それだけが原因じゃないけど」
![マテウスのハンドが失点のきっかけに(写真は2022年)【写真:徳原隆元】](https://www.football-zone.net/wp-content/uploads/2025/02/15190219/20250215_mateus-tokuharaa.jpg)
名古屋マテウスのハンドから失点し、川崎相手に0-4大敗
J1の名古屋グランパスは2月15日に行われた、J1リーグ開幕戦で川崎フロンターレと対戦し0-4と大敗を喫した。名古屋FWマテウス・カストロの不用意なハンドからセットプレーで失点したシーンで、キャプテンMF和泉竜司は「軽いプレーだった」と言及した。
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名古屋は昨年、長谷川健太監督3年目でルヴァンカップを制するも、リーグ戦では15勝5分18敗の11位と中位に終わった。今季は新戦力としてGKミッチェル・ランゲラックの後釜にGKシュミット・ダニエルを獲得したが、キャンプ中に負傷し離脱。それでもマテウスの復帰や、北海道コンサドーレ札幌からMF浅野雄也らを獲得し、2010年のリーグ制覇以来の上位進出を目指す。
そんな名古屋は開幕戦でアウェー川崎と対戦。前半は両者睨み合いが続き、1本ずつ惜しいシュートがあったがネットを揺らせず。後半は川崎にボールを握られるも、しっかりつないでいい時間帯もあった名古屋。しかし後半12分、外に出そうになったボールをマテウスは手でキャッチすると、まだラインを割っておらず川崎にFKが与えられた。このFKを川崎の日本代表DF高井幸大に決められ、その後も連続して失点を許して0-4で敗れた。
1失点目からずるずると流れを持っていかれただけに、不用意なハンドから失点したシーンに和泉は「当然FKのところもマテがハンドでボールをキャッチして、そこから失点につながりましたし、やっぱりそういうプレーというのも1個1個、それはスローインで良かったと思う。そういう一つの軽いプレーで流れが変わってしまう」と言及した。
それでも、和泉は試合を通しての出来として、「それだけが原因じゃないですけど、そういうところはもう1回チームとしても気を引き締め直さないといけない。やっぱり勝つのって簡単じゃない。しっかりやるべきことをやり続けないと勝てないと思うんで、そこは川崎さんがしっかり90分間やるべきことをやってたと思うし、球際だったり、出だしの部分でも負けたと思う」と試合を分析した。
名古屋は昨季の開幕戦でも鹿島アントラーズ相手に完敗(0-3)スタートとなったなか、キャプテンに就任した和泉がどうチームを立て直すのか。次節はホームに王者・ヴィッセル神戸を迎え撃つ。