開幕戦のキックオフ前には始球式を務める

　RB大宮アルディージャは、J2リーグ開幕節でモンテディオ山形と対戦する。試合前には、今年からレッドブル社のグローバルサッカー責任者に就任したユルゲン・クロップ氏が現地観戦で本拠地NACK5スタジアムに来場。トレードマークとも言える満面の笑顔を見せながらサポーターに挨拶をしていた。

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　大宮は昨年、世界各国で複数のサッカークラブを運営するグローバル企業であるレッドブル社の傘下となり、新たな歴史を刻み始めた。勢いそのままにJ3優勝を達成し、2年ぶりにJ2の舞台へと戻ってきた。今季は2年連続の昇格でJ1復帰を目指す。

　1か月前にはレッドブル・ジャパンの公式X（旧ツイッター）で「クロップがRB大宮アルディージャの開幕戦、現地観戦するってよ！」と投稿されており、ドルトムントやリバプールで名を馳せた世界的名将の来日に注目が集まっていたなか、開幕当日のキックオフ1時間前にクロップ氏が来場。スタンド上部から姿を見せると、サポーターの視線を釘付けにした。

　スタジアム全体を眺めながらサポーターに手を振るクロップ氏は、ドイツ語が綴られたメッセージボードを発見すると、指でさしながら白い歯の光るお馴染みの笑顔を見せていた。なお、クロップはキックオフ直前の始球式に登場することが決定している。