日本代表FWに英驚き…ゴール量産も「まだ27歳になったばかり」 電撃移籍の可能性指摘
![セルティックで活躍する前田大然【写真:ロイター】](https://www.football-zone.net/wp-content/uploads/2025/02/14180034/20250214_Daizen-Reuters.jpg)
セルティック前田大然に英メディア「引き留めるのが難しい選手の一人に」
スコットランド1部セルティックは、2月12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントのプレーオフ第1レグで、ドイツ1部バイエルンに1-2で敗れた。ドイツの絶対王者に1点差で敗れたものの、FW前田大然のゴールでラウンド16進出に望みをつないでいる。前田はこのゴールで今季のCL通算4点目を挙げたが、ここまでの活躍ぶりから夏の移籍市場では、ステップアップ移籍があるのではないかと英メディア「One Football」が報じている。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
今シーズン、前田は公式戦35試合に出場して22ゴール8アシストを記録して、シーズン途中ながらすでに欧州におけるキャリアハイとなる得点を挙げている。もともとプレッシングなどオフ・ザ・ボールでのプレーの評価は高かった前田が、ゴール前でも結果を出していることから、日本代表FW古橋亨梧に続くステップアップ移籍をするのではないかと見られ始めている。
記事では「日本人ダイナモは今シーズン、人生最高の状態にあり、古橋亨梧が先月チームを離れてからは、さらに勢いを増してセルティック攻撃陣の主軸となる機会を満喫している」と報じ、「リーグ戦やカップ戦でライバルを打ち破る重要なゴールをコンスタントに決め、ブレンダン・ロジャーズ監督の下でCLでもゴールを決めている大然は、セルティックにとって引き留めるのが難しい選手の一人になりつつある。ヨーロッパのサッカー界は、私たちが正しい方法で選手を育成し、勝者のメンタリティを植え付けていることまで知っている」と伝えた。
ヒュー・マクドナルド記者は、次に前田がグラスゴーを旅立つ可能性が高い理由がもう一つあると指摘した。「私は彼の年齢を今朝、見ていたんだ。そうしたらまだ27歳になったばかりだった。彼に移籍の可能性があるだろう。私はこれまで一度も彼がセルティックの出発ロビーにいると言ったことはなかった。アリスター(・ジョンストン)や旗手(怜央)とは違ってね。これはまるで航空管制官が、飛行機の着陸をさせるようなものだ。『次は旗手、(ニコラス・)キューンはもう1シーズン留めておけるか』、そして今度は彼(前田)が話題に上がり、さらなる注目を集める」と、さらに関心が高まっていく可能性も指摘した。
「One Football」はセルティックのファンの心境を代弁し、「チームに良い成績を残してもらいたいし、最高の選手をそろえたい。でも、彼らが良くなっていくと、より裕福なクラブがオファーを出してくることを受け入れないといけない。前田大然がこの好調ぶりを維持していたら、問題は『オファーが届くだろうか』ではなく、『いつオファーが来るか?』になる。だが、今のところ彼はセルティックの選手であり、この調子を維持している間は楽しませてもらおう!」とまとめている。
(FOOTBALL ZONE編集部)