「サッカーのことは…」 ドルトムント香川の同僚GKがバス爆破事件の恐怖を告白

守護神ビュルキの隣席にいたバルトラが割れた窓ガラスで負傷 病院で手術

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは現地時間11日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦でモナコと対戦する予定だったが、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクへ向かうバスが爆破される事件が起きた。試合が翌日に延期となったほか、スペイン代表DFマルク・バルトラが負傷するなど大きな爪痕を残している。

 ドルトムントのスイス代表GKロマン・ビュルキは母国スイス紙「ブリック」のインタビューに応じ、爆発時の様子を振り返っている。

「僕らは午後7時15分にホテルを出て通りに出たところだった。メインストリートに向かって曲がったところで大きな爆発が起きた。僕は後ろの列に座っていたんだけど、隣のマルク・バルトラには窓ガラスの破片が当たったんだ」

 守護神は恐怖の瞬間の様子を克明に語った。ビュルキの隣でバルトラは腕に切り傷を負い、すぐに病院に搬送された。軽傷と伝えられていたが、スペイン紙「マルカ」ではバルトラは手首の手術を受けたと報じられている。選手の移動バスには、香川も同乗していた。

 ビュルキはチームには大きな衝撃だったと明かし、バスに乗っていた選手やスタッフはショック状態に陥ったという。

 

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