前田はCLバイエルン戦で意地の1点を決めた

　スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然は、現地時間2月12日にUEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメントプレーオフの第1戦バイエルン・ミュンヘン（ドイツ1部）戦で「希望」となる1点を決めた。試合には1-2で敗れてしまったが、前田個人は直近4試合連続ゴール中で、クラブのCL記録も更新した。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場！

　出場停止明けとなったバイエルン戦。2点ビハインドで迎えた後半34分に前田が輝く。コーナーキック（CK）の流れからクロスに頭で合わせ一矢報いる1点をドイツ名門相手に決めた。ホームの第1戦を落とす形になったセルティックだが、英紙「ガーディアン」は「希望を与える1点」と、リターンマッチとなるアウェー戦へ向け、前田のゴールの重要性を強調している。

　英公共放送「BBC」で放映されている「Match of the Day」の公式X（旧ツイッター）では、今大会CL通算4得点目を決めた前田が「クラブ記録を更新した」と報道。かつて在籍したクリス・サットン氏、ヘンリク・ラーション氏らの3点を超え最高記録となっていることを伝えた。

　そんな前田は、現在公式戦で4試合連続ゴール中だ。エースだった同胞FW古橋亨梧が1月27日にフランス1部スタッド・レンヌへ渡ったが、その穴を埋めるように前田も奮闘。カップ戦でのハットトリックを含め、直近4戦7得点2アシストとクラブへの貢献度は日に日に増している。ファンからも「歴史に名を刻んだ」「輝かしい」「なんて選手だ」と驚きの声が寄せられていた。