谷川はフランクフルト戦で1得点1アシストと勝利に貢献

　ドイツ女子1部バイエルン・ミュンヘンのなでしこジャパン（日本女子代表）MF谷川萌々子は、現地時間2月12日に行われたドイツ女子カップ戦（女子DFBポカール）準々決勝フランクフルト戦に途中出場した。延長戦に3人抜きのドリブルからのアシストと、強烈なミドルシュートでの加入後初ゴールを決める大車輪の活躍。そんな19歳は「素晴らしい個人技でディフェンスを打ち破った」と称賛を浴びていた。
　
　ベンチスタートだった谷川は0-1で迎えた後半40分にピッチに登場。バイエルンは終了間際の同45分に追い付き、試合は延長戦に入った。そして迎えた延長前半3分、左サイドでボールを拾った谷川が軽快なステップのドリブルで3人を抜き去り、左足クロスで勝ち越しゴールをアシストした。さらに谷川は同14分にペナルティーエリアの外から左足の強烈なミドルシュートを叩き込み、バイエルン加入後初ゴールもマーク。チームは4-1で勝利を収めている。

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　バイエルンの公式サイトによれば、谷川は試合後に「これを続けていきたい。ピッチに入った時は集中していて、チームの力になりたいという気持ちだけだった。準備はできていたので貢献できて嬉しい。自分とチームのことを信じていた。このチームでカップ戦を戦い続けられることが楽しみ」とコメント。自身の活躍への手応えを語っていた。また、公式サイトでは「タニカワが力強いパフォーマンス」「素晴らしい個人技でフランクフルトのディフェンスを打ち破った」と谷川の個の力を絶賛。昨季はスウェーデンリーグで16ゴールを挙げ得点王に輝くなど目覚ましい飛躍を遂げる19歳が、ドイツでもその実力を発揮し始めた。