チェルシー主軸の流出危機、再補強には天文学的資金 英紙「280億円のボディーブローを受ける」
アザールとコスタに来季移籍の噂 戦力維持には巨額投資が必要と英紙指摘
プレミアリーグ首位を快走するチェルシーだが、背番号10を背負うベルギー代表MFエデン・アザールや、最大の得点源であるスペイン代表FWジエゴ・コスタに来季移籍が噂されるなど、選手の去就問題が再三取り沙汰されている。仮のこの主軸2人を失うことになれば、チームのクオリティーを保つためには天文学的資金を投じる必要があると英メディアが報じている。
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アザールについては、ジネディーヌ・ジダン監督たっての希望でレアル・マドリードが引き抜きを狙うと連日のようにメディアを賑わせている。“白い巨人”は、ベルギーが誇るスターにフットボール史上最高額の1億ポンド(約140億円)の巨額オファーを出すとも言われている。
ジエゴ・コスタは以前から雨の多い英国の天気に嫌気が差していると、環境面への不満から移籍を望んでいると報じられてきた。中国移籍の噂も絶えないだけに、こちらも今夏の動向には常に注目が集まっている。
これを受け、英紙「ザ・サン」は「ジエゴ・コスタとエデン・アザールがクラブ退団へ向かっているため、チェルシーは2億ポンド(約280億円)のボディーブローを受ける危機に直面している」と報じた。2人の放出後、今の戦力を保つためには、それだけの巨額投資を行わなければ代替候補を補強できないと指摘している。
アントニオ・コンテ監督の下で力強さを取り戻し、2季ぶりのタイトル獲得へまっしぐらのブルーズが抱える課題は、主力選手の慰留ということになりそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images