35歳ベテラン日本人の「1.020」 “欧州5大レベル”の衝撃…独代表超えの堂々7位

名古屋・永井謙佑【写真:徳原隆元】
名古屋・永井謙佑【写真:徳原隆元】

名古屋グランパスの永井謙佑が「スプリント到達時間ランキング」でトップ10

 Jリーグでは、2024シーズンを詳細データで振り返る「J STATS REPORT 2024」を発行している。様々な項目がある中で、「スプリント到達時間ランキング」で名古屋グランパスのFW永井謙佑、今季J1昇格の横浜FCからFW山根永遠がJ2で出した数値が欧州5大リーグも含めトップ10入りした。

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 この数値は加速力を示す指標となり、データ集計の定義は「時速9kmから時速25kmまでの最少到達時間」とされた。欧州5大リーグのデータを合わせ、トップに立ったのはドイツ1部ブンデスリーガのレーバークーゼンに所属するオランダ代表DFジェレミー・フリンポンで、0.967秒と1秒を切った。さらに2位のスペイン1部セルタに所属のスペイン代表DFオスカル・ミンゲサが0.980秒、3位のイングランド・プレミアリーグのノッティンガム・フォレストに所属のナイジェリア代表DFオラ・アイナが0.990秒で、この3人が0秒台を叩きだした。

 そうしたなか、快速で知られる名古屋の元日本代表FW永井が1.020秒で7位、横浜FCの山根が1.023秒で9位にランクイン。10位に入ったドイツ代表FWレロイ・サネの1.030秒を上回った。

 3月に36歳を迎えるベテランの永井だが、その快速ぶりが健在であることがあらためてデータで示された。また、山根は右サイドを主戦場に活躍を見せた昨季をステップに、再びJ1の舞台でスピードを生かす姿がどこまで見られるか。あっという間にトップスピードに乗ってピッチを駆け抜けていく彼らのプレーは、見逃し厳禁だ。

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