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浦和がACL上海上港戦に1-0で勝利、F組首位に浮上 R・シルバ先制弾、オスカルがPK2本外す
後半はGK西川を中心に相手の猛攻を凌ぐ
後半に入ると、ゴール前のシーンが多くなった。浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は後半15分を前に、青木とズラタンに代えてFW李忠成とFW武藤雄樹を投入。柏木をボランチに下げて通常の1トップ2シャドーに戻したが、この采配は裏目に出た。同20分、柏木が自陣ペナルティーエリア内でファウルを犯しPKを与えてしまった。しかし、ここで西川がオスカルの右サイドを狙ったキックを読み切ってセーブ。“笑顔の守護神”がゴールを守り、1点リードを維持した。
しかし浦和は同31分、相手右サイドからのクロスをブロックに行った槙野がハンド。これがPKとなり、キッカーは再びオスカル。しかし、オスカルは先ほどの失敗でプレッシャーがかかったのか、キックを大きくクロスバーの上に失敗。浦和はまたも同点のピンチを免れた。
ペトロヴィッチ監督は残り10分を切ったところで、先制ゴールのシルバに代えてDF那須大亮を投入。遠藤をボランチにシフトし、同点ゴールを狙う上海上港の攻撃をしのぎ切って1-0で勝利した。
これで浦和は上海と勝ち点9で並んだが、当該対戦の結果によりアウェーゴールの差で上海を逆転して首位に立った。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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