海外驚き「完璧なクロス」 日本代表MFが衝撃ループアシスト…“4人無力化”で「ファン魅了」

フライブルクの堂安律【写真:Getty Images】
フライブルクの堂安律【写真:Getty Images】

フライブルク堂安律の芸術的な決勝アシストが反響

 ドイツ1部フライブルクの日本代表MF堂安律は現地時間2月8日に行われた第21節ハイデンハイム戦(1-0)でドリブル突破からの絶妙クロスで決勝点をアシストし、勝利の立役者となった。現地メディアでは単独でチーム最高評価となり「フットボールを愛するすべてのファンを魅了した」と大絶賛されていた。

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 右サイドで2試合ぶりに先発出場した堂安は前半30分、タッチライン際でパスを受けると、巧みな身のこなしでDFを1人かわし、そのままドリブルで相手ゴールに迫っていく。味方とのワンツーでペナルティーエリア内に侵入すると、巧みなボールキープでタイミングを見計らい、左足でクロスを供給。ラストパスはドンピシャのタイミングでFWビンチェンツォ・グリフォへ届き、ヘディングでのゴールを演出した。

 ドイツ紙「Sudkurier」の選手採点で堂安にはチーム単独トップの「1」(ドイツでは1が最高点)がつけられ、「ピッチ上で最高の男。アルゴス(ギリシャ神話に登場する百の目を持つ巨人)の目を持ち、すべてを見通していた。素晴らしいボールコントロールで相手に何もさせなかった。フライブルクのファンだけでなく、フットボールを愛するすべてのファンを魅了した」と称賛された。

 絶妙アシストシーンについてはさらに「スピードに乗ったドリブル、ターン、そして一瞬視線を送ったあとに、グリフォへ完璧なタイミングでのクロス」と言及。エリア内でボールを持ち、アシストを決めるまでのおよそ6秒間のシーンに海外ファンからは「なんてクロスだ!」「美しい」などと、放物線を描いてピタリと合わせたアシスト場面に喝采が送られていた。

 前節は今季初めて先発を外れたが、先発復帰となったこの試合で強烈なインパクトを残した堂安。これでリーグ戦全21試合に出場して6得点4アシストとなった。

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