「欧州&J1」速度ランク20傑に唯一ランクインの日本人FW…スターリング超え「31.77」

欧州5大リーグとJ1の6リーグのスピードランキングで日本人FWが唯一のトップ20入り(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
欧州5大リーグとJ1の6リーグのスピードランキングで日本人FWが唯一のトップ20入り(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

G大阪の山下がピークスプリント速度ランキング「時速31.77km」

 Jリーグでは、2024年シーズンを詳細データで振り返る「J STATS REPORT 2024」を発行している。さまざまな項目がある中で、「選手別のピークスプリント速度ランキング」では、ガンバ大阪FW山下諒也が欧州5大リーグとJ1の6リーグのランキングで、日本人唯一のトップ20に入った。

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 このデータは、各選手が記録した走行速度のうち99パーセンタイルの位置に数値で比較したものが示された。欧州5大リーグとJ1の6リーグを集計した中でトップに立ったのは、イングランド・プレミアリーグのウォルバーハンプトンに所属するポルトガル代表FWペドロ・ネトで時速32.88キロメートルだったとされた。

 また、2位には同リーグのノッティンガム・フォレストに所属のスウェーデン代表FWアントニー・エランガの時速32.63キロメートル、3位はイタリア・セリエAのトリノに所属するイタリア代表DFラウル・ベッラノーヴァの時速32.61キロメートルだったという。

 J1所属の選手では、サガン鳥栖のFWマルセロ・ヒアンが時速31.81キロメートルで15位に登場。そして、G大阪の山下が時速31.77キロメートルで17位タイに食い込んだ。これは、快速で知られるイングランド代表FWラヒーム・スターリング(アーセナル)の時速31.72キロメートルを上回った。

 もちろんこれはピークスピードであり、最終ラインの背後に出たボールを全力で追いかけるようなある程度の助走距離と直線的に走る時間がプレー中に訪れるかどうかの影響も大きいため、FWとDFがランキングの上位に入りやすい。とはいえ、日本人選手で唯一のトップ20入りを果たした27歳の山下が新シーズンにもそのスピードを生かしたプレーでスタジアムを沸かせる姿が見られるのか期待される。

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