リバプールFA杯まさかの敗戦 誕生日の遠藤はフル出場、急遽CB起用も…2部最下位が大金星

ボールをキープする遠藤航【写真:Getty Images】
ボールをキープする遠藤航【写真:Getty Images】

バースデーマッチで遠藤も奮闘したが0-1の敗戦

 イングランド1部リバプールは現地時間2月9日、FAカップ(杯)4回戦でプリマス・アーガイル(英2部)と対戦し0-1の敗戦を喫した。日本代表MF遠藤航はスタメンフル出場。ボランチ、緊急事態にセンターバック(CB)にポジションを変えながら奮闘したが2部リーグ最下位のクラブに大金星を明け渡す苦い試合となった。

 過密日程をこなすリバプールで、アルネ・スロット監督はプリマス戦に若手を中心として起用。この日32歳の誕生日を迎えた遠藤は中盤の一角で先発に抜擢された。今シーズンカップ戦を中心にCB、トップ下などさまざまなポジションをこなす遠藤。直近のプレミアリーグではボランチとして出場機会を伸ばしていた。

 しかしプリマス戦では開始10分でアクシデント。怪我から復帰したばかりのCBジョー・ゴメスが再び負傷交代に。スロット監督はすぐさま遠藤を呼びコミュニケーションを取る。ゴメスが下がり20歳DFアイザック・マバヤが投入されたなか、遠藤が1つ下がり急遽CBでプレーを続けた。

 空中戦の競り合いでいつも通り強さを見せた遠藤。最終ラインを統率していたが、後半8分、ペナルティーエリア内でMFハーヴェイ・エリオットのハンドを取られPKを献上してしまう。同アディショナルタイムは9分あったものの、PKの失点が決勝弾となりリバプールは0-1の敗戦。2部リーグで苦戦するプリマスに勝利を譲る厳しい試合となった。

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