三笘、岩田が1ゴール、前田大然がハットトリック

　現地時間2月8日に欧州各国でリーグ戦、カップ戦が行われたなか、日本人選手が躍動を見せた。イングランド1部ブライトンのMF三笘薫はチェルシーから逆転ゴールを決め、スコットランド1部セルティックのFW前田大然は衝撃ハットトリックでチームの勝利に貢献した。

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　ブライトンはFAカップ4回戦でチェルシーと対戦。1-1で迎えた後半12分、三笘が左サイドからゴール前に迫った流れで、無理な体勢から胸トラップ。最後は相手GKの頭上を越えるチップシュートを放ち、今季公式戦6ゴール目を決めて逆転勝利に貢献した。

　前田はスコティッシュカップ5回戦のレイス・ローヴァーズ戦にスタメン出場すると、前半6分に公式戦連続ゴールを決める。すると、同アディショナルタイムにも前田がゴール前に飛び込んで2点目。後半33分にはMF旗手怜央が起点となり、左サイドのクロスに体ごと押し込んでハットトリックを達成した。

　そのほかには、英3部のバーミンガム・シティに所属するMF岩田智輝が同1部ニューカッスル相手に豪快な右足シュートを決めて奮闘。英公共放送「BBC」では「まさに信じられない一撃」と称賛されるほどのゴールだった。2022年にJリーグでMVPを獲得した岩田がイングランドでも注目される存在になりつつある。

　ドイツ1部フライブルクに所属するMF堂安律もブンデスリーガ第21節ハイデンハイム戦で独走ドリブルから技ありの左足クロスで決勝ゴールをお膳立て。欧州でプレーをする日本人選手が大活躍の一夜となった。