日本代表MFが英国人サポに「面白いよね」 ”チャント”巡るドイツとの違いに言及「驚いた」

リーズの田中碧が地元メディアに明かした
イングランド2部リーズ・ユナイテッドに所属する日本代表MF田中碧は、首位を走るチームの中心選手として活躍している。加入直前にクラブが投稿したイギリスのロックバンド「クイーン」のボーカリストとして活動していたフレディ・マーキュリーの代名詞であるコール&レスポンス「Ay-Oh / エーオー」でも話題になった田中だが、ドイツからイングランドにわたってからも、試合中の応援の違いに驚いたという。
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夏に渡欧後、初の移籍をした田中は、ここまで公式戦32試合に出場して2得点2アシストを記録している。イングランドに即座に馴染んだ田中だが、2021年途中に川崎Fからドイツ2部デュッセルドルフに加入してから、2024年夏まではドイツでプレーし続けてきた。サッカーの母国イングランドに来てから感じた違いを、リーズ地元メディア「YORKSHIRE EVENING POST」で語っている。
田中は、「彼ら(リーズのファン)のためにプレーできて、とても嬉しい」と喜び、「ヨーロッパでは、僕は今までドイツでしかプレーしていない。ドイツのサポーターは、常にチームのためにチャントを歌うけれど、選手個人の歌はないんだ。だから、ここではチームだけではなく、選手個人にもチャントを歌っていて驚いた。これが普通なのかどうなのかは分からないけれどね。僕だけじゃなくて、チーム全員にそれぞれに異なった歌があるんだ。とても面白いよね。この素晴らしいファンの前でプレーできることを、本当に楽しんでいるよ」と、コメントした。
ちなみに田中のチャントは、加入翌日の試合でデビューを飾ると、早くもその試合で歌われていた。現在はすでに複数のチャントがあり、ゴール裏のサポーターはさまざまな曲に「エーオー」を乗せて状況に応じて歌い分けているようだ。