香川ら主力3人がCLモナコ戦復帰へ ドルトムント監督、前日会見で「フィットすると確信している」

香川、ヴァイグル、ピスチェクは11日CL準々決勝モナコ戦で復帰の見込み

 ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督が現地時間8日のバイエルン・ミュンヘン戦(4-1)を欠場した日本代表MF香川真司、MFドイツ代表MFユリアン・ヴァイグル、ポーランド代表DFウカシュ・ピスチェクという主力3選手が、11日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦、本拠地モナコ戦で復帰する見込みだと試合の前日記者会見で明かした。

 香川は日本代表戦から抱えていた筋肉系の問題により、ブンデスリーガ第28節のバイエルン戦はメンバー外となった。負傷も大事にはならず、十分な休養期間となった。中2日で迎えるモナコとの大一番では復帰が確実視されている。

 トゥヘル監督は「ヴァイグルと香川とピスチェクはフィットすると確信している。タフなチャレンジになるが、すでに明日の準備はできているよ」とコメントした。

 ドルトムントでは他にも長期離脱中のドイツ代表MFマルコ・ロイスが全体練習に戻っている。ただし、指揮官は「マルコは昨日練習し、明日もする。その後に、試合に出られるかどうかを判断する」と27歳の天才アタッカー復帰には慎重な姿勢を示している。

 欧州でも屈指の破壊力を備えるモナコ相手の一戦。この試合で失点することは、相手に貴重なアウェーゴールを許すことになるだけに絶対に避けたいところだ。「モナコの強力さを防ぐための練習をするが、我々は自分たちの力を信じ、できるだけ多く点を取るということに集中する」と必勝を誓った。

 前節の欠場前まで、公式戦5試合連続スタメン出場で、絶好調を維持していた香川はこの重要な一戦で出番を手にすることはできるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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