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元ブラジル代表DFマルセロが現役引退を発表 キャリア通算31タイトル…「選手としての旅はここで終わる」
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自身の公式SNSで発表
元ブラジル代表DFマルセロが2月6日、自身の公式SNSで現役引退を発表した。「私の選手としての旅はここで終わるが、まだサッカーに捧げるものがたくさんある」とメッセージを発信。昨年11月2日にブラジル1部フルミネンセと双方合意の上で契約解除となり、無所属が続いていたなかで現役引退となった。
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現在36歳のマルセロは2007年にフルミネンセからレアル・マドリードへ移籍。超攻撃的サイドバックとして活躍し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)やラ・リーガをはじめ、合計で25個のタイトルを獲得した。2013年にはブラジル代表の一員としてFIFAコンフェデレーションズカップ優勝も経験。現役19年で合計31個ものタイトルを獲得するなど、世界のトップレベルで戦い続けてきた。
レアル・マドリードでは546試合で38ゴール103アシストを記録し、フルミネンセでは107試合11ゴール3アシストを記録した一方、ブラジル代表では58試合で6ゴール11アシストを記録した。
マルセロは自身の公式X(旧ツイッター)にて「私の選手としての旅はここで終わるが、まだサッカーに捧げるものがたくさんある。本当にありがとう」と現役引退を表明。「なんという旅だ!レアル・マドリードは唯一無二のクラブ」と、古巣クラブへの思いを話し、「ユースカテゴリーから母国のためにプレーしたことも、とても光栄なことだった」と、プロデビューを果たしたフルミネンセについて話した。
マルセロが動画で話したコメント全文は以下のとおり。
「私のサッカーへの愛は祖父から受け継いだものだ。彼は私がプロのサッカー選手になることを願い、その夢を叶えるためにできる限りのことをしてくれた。18歳の時、レアル・マドリードが私の元を訪れ、ここにやって来た。
今、誇りを持って言える。私は真の“マドリレーニョ”だと。ここで、妻とともに家庭を築いた。16シーズンで25のタイトル、5度のチャンピオンズリーグ制覇、そしてキャプテンの1人として過ごした日々。ベルナベウでの数え切れないほどの魔法のような夜。なんという旅だ!レアル・マドリードは唯一無二のクラブ。マドリディスモは言葉では表せない感情だ。
また、ユース年代から祖国の代表としてプレーできたことも大きな誇りだった。私の記憶の中には、2つのオリンピックメダルとコンフェデレーションズカップの優勝が、いつまでも輝き続けるはずだ。
フルミネンセに戻ることは、かつてクラブから与えられたものを恩返しすることでもあった。コパ・リベルタドーレスを含む3つのタイトルを獲得し、『マルセロ・ヴィエイラ・スタジアム』とともに、若い世代への遺産を残すことができた。
私の選手としての旅はここで終わるが、まだサッカーに捧げるものがたくさんある。すべてに感謝する、本当にありがとう」