マンUのレジェンドが古巣の“イブラ依存症”を危惧 物足りないゴール数の現状に苦言
ギグス氏が古巣の状態を不安視 「様々なポジションからゴールが必要だ」
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドでアシスタントコーチも務めたライアン・ギグス氏が、今季古巣に新加入したFWズラタン・イブラヒモビッチへの重度な依存症を危惧している。
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現役時代に赤い悪魔の黄金時代を支えた元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏とともにシンガポールに滞在中のギグス氏は地元紙「トゥデイ」の取材に応じた。
「多くの悪い部分は存在しない。パフォーマンスも良いし、守備は強固に見える。だが、ゴール前での集中力が問題だ。イブラヒモビッチに本当に依存しすぎている。様々なポジションからゴールが必要だ。ウインガー、中盤、セットプレーではDFからのゴールも必要だ」
かつてジャックナイフと呼ばれた天才ドリブラーは古巣の現状にこう苦言を呈した。35歳のベテランは今季公式戦28得点10アシストと無双状態。ゴール欠乏症で引き分けの多いチームで孤軍奮闘している。
9日のサンダーランド戦ではイブラのみならず、MFヘンリク・ムヒタリアン、FWマーカス・ラッシュフォードもゴールを決めているが、周囲のゴール数は物足りないという。圧倒的なカリスマ性に加え、ゴールラッシュで健在ぶりを示しているイブラだが、チームの依存度の高さをギグス氏は不安視していた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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