サンパウロFCの2025シーズン新ユニフォームが話題に

　ブラジル1部サンパウロFCの2025シーズンの新ユニフォームが2月4日に発表された。2024シーズンからニューバランス社とサプライヤー契約を結んでいるブラジルの名門の新ユニフォームのデザインには、クラブにも強い縁のある日本がモチーフとなっている。

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　2025年はサンパウロがクラブ世界一になった2005年から20年の節目となっている。この時、サンパウロは横浜国際総合競技場でイングランド1部リバプールと対戦して1-0で勝利した。1992年、1993年に続く3度目の世界一であり、ブラジルのクラブで最多の優勝回数となっている。

　新ユニフォームには、これらの要素がたくさん詰められている。首の裏にはリバプール戦でブラジル代表MFミネイロが決勝ゴールを決めた時間である26分3秒を意味する「26:03」という数字が書かれ、日本語で「サンパウロFC　強く、雄々しく」という刺繍も入っている。また、日本の国はなである桜を3枚使った黄金のパッチや3度の優勝を誇る「UM E POUCO DOIS E BOM. TRES SO SAO PAULO（一度目は小さく、二度目は良い。三度はサンパウロだけ）」というポルトガル語の言葉なども描かれている。

　ユニフォームとそのプロモーション動画が公開されてから2日経ったインスタグラムの投稿には、3000を超える海外ファンからのコメントがついており、「センセーショナル」「なんて完璧な」「なんて重いシャツ、なんてセンセーショナルな動画」「美しい」などとメモリアルな一枚を歓迎する声が多くみられている。