日本代表の久保建英も15歳のときにU-18Jリーグ選抜として出場していた

　FUJIFILM SUPER CUP 2025 NEXT GENERATION MATCHが、2月8日に国立競技場で行われ、日本高校サッカー選抜とU-18Jリーグ選抜が対戦する。この試合には現在、森保ジャパンで活躍する選手たちも多数出場しており、新たなスターの誕生にも期待がかかる。2017年大会には、現在スペイン1部レアル・ソシエダで活躍する久保建英が出場。当時中学3年生だったレフティは、高校3年生もいるチームの攻撃をけん引した。

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　スペイン1部バルセロナの下部組織で育った久保だが、2014-15シーズンにバルサが外国人選手の補強についてFIFAから規制を受け、公式戦に出られなくなって退団。日本へ帰国してFC東京U-15むさしに加入した。2016年からはFC東京U-18に飛び級で加わり、翌2017年からはFC東京とプロ契約を結び、トップチームでもプレーするようになる。

　久保が出場したのは、FC東京U-18に在籍していた当時のこと。チームメイトには、GK大迫敬介（広島ユース）、DF橋岡大樹（浦和ユース）、DF瀬古歩夢（C大阪U-18）、MF平川怜（FC東京U-18）、MF川村拓夢（広島ユース）らがいた。試合は0-4でFW町野修斗（履正社高）、MF松本泰志（昌平高）、DF三國スティビアエブス（青森山田高）、DF松田陸、DF渡邊泰基（ともに前橋育英高）らを擁する高校サッカー選抜に敗れたが、中学3年生とは思えない存在感を放った。

　久保は得意のドリブルで積極的に仕掛けていき、チャンスメイクを試みる。3学年上の先輩ともマッチアップしながらも、フィジカルで当たり負けずにボールを前進させてチームのフィニッシュにつなげる場面もあった。日テレサッカーが投稿した公式X（旧ツイッター）では8年前の動画に「やっぱ久保はうまいなー！」「このときは中3のTakeさんにおんぶに抱っこでした」といった声が寄せられている。