リバプール、日本代表23歳に関心「スカウト網にかかった」 名門スターと「99%共通している」
デンマーク1部ブレンビーIFに所属する鈴木唯人が獲得候補に挙がったようだ
イングランド1部リバプールは中盤の補強を目指しているようだ。リバプール専門メディア「ANFIELD WATCH」によると、デンマーク1部ブレンビーIFに所属する日本代表MF鈴木唯人が獲得の候補に挙がったと報じられている。
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今季、アルネ・スロット監督が新たに就任したリバプールでは、トップ下でハンガリー代表MFドミニク・ソボスライが重用されている。ユルゲン・クロップ監督が率いていた昨季も公式戦45試合に出場していたソボスライは、監督交代後の今季もシーズン途中ながら公式戦30試合に出場して、すでに2019分プレーしており、昨季の2704分は上回ることが濃厚だ。
スロット監督は、中盤の日本代表MF遠藤航、イングランド人MFハーヴェイ・エリオットに多くの出場時間を与えていないことから、彼らに信頼をしきっていない可能性が高く、特にトップ下のエリオットには放出の動きもあるようだ。そして、その場合のバックアップが必要とされるなかで、鈴木が候補に挙がったという。
記事では「リバプールのスカウト網にかかった鈴木唯人は、なぜソボスライと99%共通しているか」と見出しを打ち、「リバプールがソボスライのバックアップに必要なのは、このハンガリー人ととても似た選手で、彼ができるすべてを少し劣るレベルでこなせることだ」と伝えた。さらに「リバプールはこの12か月、クラブが注視しているデンマークリーグで素晴らしい状態の鈴木唯人を視察してきた。鈴木はわずか53試合の出場で30ものゴール貢献度を誇っており、興味深い数字を残している」という。
そして「(データサイト)『Sci Sports』によれば、彼のプレースタイルは99%ソボスライに似ており、『素早い』選手と評価付けされている。この2つの項目はスロット監督が10番に求めるものだ。ブレンビーで彼は、攻撃的MFもしくは右サイドの攻撃的MFで起用されており、ソボスライがリバプールに加入する前にRBライプツィヒで担っていた役割ととても似通っている。鈴木唯人はシュートが上手く、パスを出せ、ドリブルもでき、両足を同じように使える。そのため相手選手に予想できない選手となっている。チャンスメイクをするのがうまく、フィニッシャーとしてもクレバーで、右足と左足のほぼ同じ割合で得点を決めている」と、攻撃面でのプレーぶりを絶賛した。
また、守備面についても「彼は前からプレスをかける能力があり、守備への切り替えも早く、チーム全体の攻守の切り替えをスムーズにする。自陣でも敵陣でもカウンターにつながるカット率で上位10%に入っており、相手の攻撃を阻止するという点で、彼がいかに効果的であるかが強調されている」と伝えた。
最後には「リバプールが注視しているという事実とともに、追いかけるのに興味深い存在だ。まだ23歳とまだピークに達したとは考えられない若さであり、スロット監督はポテンシャルを最大限に高めることもできる」と結び、鈴木が注目されるべき存在であることを強調している。
(FOOTBALL ZONE編集部)