浦和に昨季引退OBの2人が参入 興梠氏がアカデミー指導へ「監督に必要な経験とスキルを身に付けるため」

浦和が興梠慎三氏(左)のートナー営業担当およびアカデミーロールモデルコーチ、宇賀神友弥氏のトップチーム強化担当就任を発表(写真はイメージです)【写真:徳原隆元 & GettyImages】
浦和が興梠慎三氏(左)のートナー営業担当およびアカデミーロールモデルコーチ、宇賀神友弥氏のトップチーム強化担当就任を発表(写真はイメージです)【写真:徳原隆元 & GettyImages】

興梠氏が営業&アカデミーロールモデルコーチ就任、宇賀神氏がトップチーム強化担当へ

 浦和レッズは2月3日、2024年シーズン限りで現役を引退した興梠慎三氏がクラブのパートナー営業担当およびアカデミーロールモデルコーチに就任することが発表された。同時に同じく昨季引退した宇賀神友弥氏がトップチーム強化担当に就任する。

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 興梠氏は昨年12月に自らの口で「来年からは営業の方で働くことになりました」と話していた。今回クラブから正式なリリースとなる。またアカデミーロールモデルコーチにも就任しており「選手時代にお世話になったすべてのみなさまへの恩返しのためにパートナー営業に、そして将来目指す監督に必要な経験とスキルを身に付けるため、アカデミーコーチに関わりたいという意思をクラブへ申し出ました」とその理由を明かしている。

 一方、宇賀神はトップチーム強化担当となり「みなさんに公言した次の夢を叶えるために全力で努力をしたいと思います。また、堀之内スポーツダイレクターをサポートするとともに、クラブの最大の目標である J1 リーグ優勝の力になれるよう頑張ります」と、新たな役職への気概を表明。2人のクラブOBが、古巣に新たな活力を注ぎ込む。

 興梠氏のコメント全文は以下のとおり。

「昨年プロ生活を終える決断をした後、自分ができることややるべきことを考えました。その結果、選手時代にお世話になったすべてのみなさまへの恩返しのためにパートナー営業に、そして将来目指す監督に必要な経験とスキルを身に付けるため、アカデミーコーチに関わりたいという意思をクラブへ申し出ました。今回自分の意思を尊重していただいたことは大変ありがたいことであり、心から感謝しています。

パートナー営業活動では、さまざまなイベント参加や企業訪問を通じてビジネスパーソンとしての経験を積んでいきます。既存のパートナー企業のみなさまとのさらなる連携強化や、新しいパートナー企業のみなさまともご縁をつなげていけるように努めていきたいと考えています。また、自分が持つサッカー技術のすべてをアカデミー選手へ伝えながら、指導者としてのレベルを向上させ、アカデミー選手と共に成長していくことを目指しています。ファン・サポーターのみなさまをはじめ、これまで浦和レッズの興梠慎三を応援してくださったみなさま、これからも浦和レッズ、興梠慎三をよろしくお願いいたします」

 宇賀神氏のコメント全文は以下のとおり。

「トップチームの強化担当に就任することになりました。みなさんに公言した次の夢を叶えるために全力で努力をしたいと思います。また、堀之内スポーツダイレクターをサポートするとともに、クラブの最大の目標である J1 リーグ優勝の力になれるよう頑張ります」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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