ACL大一番に挑む浦和監督、上海上港の組織力を警戒 オスカルら「外国人頼みではない」
前節は敵地で2-3と敗戦 ペトロヴィッチ監督「上海は規律を守れているチーム」
浦和レッズのミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、AFCチャンピオンズリーグで対戦する上海上港を「他の中国クラブとは違うチーム」だと分析し、警戒している。11日のグループステージ第4節で上海上港をホームに迎え撃つ浦和は、10日に試合前日会見に臨んだ。
上海上港はここまで3連勝でグループF首位に立ち、浦和は2勝1敗で2位につけている。3月15日に行われた前節の対戦では、浦和が敵地で2-3と敗れた。そのリターンマッチであり、グループ首位通過へ向けた大一番になる。
前節のゲームではセットプレーからやや不運な失点をすると、上海上港のブラジルトリオのうちFWエウケソンとFWフッキにゴールを許した。しかし、ペトロヴィッチ監督は得点者の二人にブラジル代表MFオスカル、ウズベキスタン代表MFオディル・アフメドフを加えた外国人頼みのチームではないと、分析している。
「上海チームは他の中国チームと比べてオーガナイズされている。中国クラブは素晴らしい外国人選手がいるが、若干その選手たちに頼っている傾向がある、あるいは規律が守れていないチームがあるが、上海は良い外国人選手だけでなくオーガナイズもある。私は日本で11年仕事をしていて、ACLもここ最近は毎年のように出ている。ほぼ毎年、中国のチームと対戦しているが、上海は最も戦術的にオーガナイズされ、規律を守れているチームだと思う」
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