世界選抜対香港選抜で絶妙クロスから同点ゴールの起点に

　かつてのスター選手たちを集めた「世界選抜」と「香港選抜」による対戦が、Chinese New Year Cup2025として2月1日に香港スタジアムで行われた。この試合に途中出場した38歳の元日本代表MF本田圭佑氏は、1点ビハインドの後半43分に同点ゴールにつながるクロスを上げ、衰え知らずの左足が再び脚光を浴びている。

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　前半はベンチで元日本代表MF中田英寿氏の隣に座っていた本田氏だが、後半からピッチに立つと、後半43分にイタリアの名門ACミランで10番を背負った実力の片りんを見せつけた。右サイドで相手選手との1対1になり距離を取って左足でクロス。これが元フランス代表FWジブリル・シセ氏の頭にピタリと合う。シセ氏のヘディングシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球を元スペイン代表FWルイス・ガルシア氏が詰めて、世界選抜は3-3の同点に戻した。

　その後、PK戦でも本田は6人目のキッカーを務めて成功し、世界選抜はPK戦を6-5で制している。逆転勝利に大きく貢献し、現役続行の意向を示しているレフティーは、改めて健在ぶりを見せつけた。SNS上では「本田△」「素晴らしいゴール！」「左足クロスとPK戦で存在感を発揮！」「ミハイロヴィッチミラン時代の本田を彷彿とさせるクロスで興奮したし泣きそうになった」と称賛する声や「本田圭佑さんってまだこんなに上手いんか…」と、久しぶりにプレーする姿を見て驚いたという声も見られた。