J2で「初心に戻ることができた」 響いた恩師の喝、古巣復帰で「求められている」もの

C大阪の中島元彦【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
C大阪の中島元彦【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

仙台からC大阪に復帰した中島元彦

 宮崎キャンプ中のセレッソ大阪は1月30日、2部練習を実施。今季ベガルタ仙台から復帰したFW中島元彦はJ2で“原点”に立ち返ったと大きかった経験を語った。

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「去年は仙台でほぼ2トップみたいな感じでやっていたし、都合よく2桁取れるとは限らないですけど、継続していきたい。試合に長い時間出ることが多かったのでゲームコントロールだったり、今季は絶対生かせると思う」

 C大阪アカデミーで育った中島は2020年にアルビレックス新潟、1度C大阪に復帰して22年から約3年間、仙台で武者修行した。なかでも森山佳郎監督のもとではゴールという数字だけでなく、精神的にも大きな成長を遂げた。

「1つのプレー、ワンプレーの質、サッカーの向き合い方で初心に戻った。小さいころにやらないといけなかったことをプロになってできているかと言われたらできていなかった。初心に戻ることができた」

 森山監督は1人1人に声をかけ、ミーティングでも映像を含めてモチベーションを高めてくれた。サッカーに再びしっかり向き合えたからこそ、今度は育ったクラブに還元する。昨季は38試合に出場して13得点。「自分に求められている」というゴールを重ねるシーズンにする。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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