精密パスで決めるだけ…日本代表を英絶賛「素晴らしいアシスト」 欧州CLで高評価「8.0」
セルティック旗手怜央が欧州CLのアストン・ビラ戦でアシストなど大活躍
スコットランド1部セルティックは現地時間1月29日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズの最終節でイングランド1部アストン・ビラと敵地で対戦し、2-4で敗れた。先発出場した日本代表MF旗手怜央は“完璧なクロス”で同点ゴールをアシストするなど奮闘。黒星のなかでも現地メディアでは「あらゆる場所で素晴らしかった」となど絶賛されていた。
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今季から新方式となり、36チームによる8試合のリーグフェーズからスタートしたCL。上位8チームがストレートインでの決勝トーナメントに進出となり、9位から24位の16チームが残りの8枠をかけてホーム&アウェー方式のプレーオフを戦う。セルティックはすでにプレーオフ進出を確定させていたなかで迎えた最終節だった。
スコットランド王者は前半3分、5分と立て続けに失点してリードを奪われる展開となったが同36分、旗手の左サイドへの展開を起点に相手ゴール前までボールを運び、最後はFWアダム・イダが押し込んで1点を返した。さらにその2分後、ペナルティーエリア右から旗手が右足で中央へ折り返すと、これを再びイダが決めて同点に追いついた。
「アベマサッカー」の公式Xは「旗手怜央の完璧なクロス!」と旗手のアシストシーンの映像を公開。旗手はオフサイドラインギリギリで味方からのパスを呼び込み、GKの飛び出しが間に合わない絶妙な位置へ正確なクロスボールを送り込んでいた。
2得点に絡んだ旗手は現地メディアでも高く評価されている。英紙「デイリー・メール」の採点ではチーム2位の8.0点となり、「セルティックの2得点の中心だった。素晴らしいロングレンジのシュートで得点しそうだった。常にボールを受けようとしていた」と寸評がつけられている。
また、英メディア「GIVE ME SPORT」でも2位タイの7.5点で、「イダの2点目で、素晴らしいアシストを供給した。攻撃でも守備でもあらゆる場所で素晴らしかった。走ることを止めなかった」と攻守に渡る八面六臂の活躍が称えられていた。
セルティックは後半に2点を失い、2-4で敗れたものの、リーグフェーズ21位で決勝トーナメントプレーオフ進出を決めた。対戦相手は現地時間31日に行われる抽選で決まるが、スペイン1部レアル・マドリードかドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのどちらかとなる。いずれにもしても強敵だが、欧州の舞台でも輝く旗手のさらなる活躍に期待だ。