シュツットガルト浅野、海外移籍後初の1試合2得点と爆発! 山田との日本人対決を制し首位キープ

浅野は右ウイングでフル出場、本拠地カールスルーエ戦で2-0勝利

 ドイツ2部シュツットガルトの日本代表FW浅野拓磨が9日の本拠地カールスルーエ戦でドイツ移籍後初となるドッペルパック(1試合2ゴール)で、2-0勝利に貢献した。浅野は右ウイングでフル出場。チームも首位をキープし、1年での1部昇格に向けて貴重な1勝を手にした。

 シュツットガルトは前半26分、左サイドから攻撃を仕掛けた。MFクリスティアン・ゲントナーがゴール前へクロスを供給すると、浅野は相手最終ラインとの駆け引きから上手く抜け出し頭で押し込んだ。ゴール後にはお馴染みのジャガーポーズも飛び出し、昨年11月28日の本拠地ニュルンベルク戦(3-1勝利)以来、14試合ぶりのゴールを祝福した。

 さらに後半16分、浅野は味方のシュートのこぼれ球に詰めてこの試合2点目をゲット。海外移籍後初となる1試合2得点を記録した。

 シュツットガルトは直近5試合で4分1敗と勝ちきれない試合が続いていたが、浅野の活躍で6試合ぶりの白星。浅野がゴールを記録した試合はこれで3連勝となった。

 敗れた最下位カールスルーエでは元日本代表MF山田大記も3試合連続でスタメン出場したが、ゴールは遠かった。ここ5試合勝利なし(1分4敗)と浮上のきっかけをつかめずにいる。

 浅野と山田のドイツ2部日本人対決は前者に軍配が上がった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング