久保建英が脱げたスパイク「地面に投げつけた」 元同僚と口論も…奮闘報われず「憤慨」

久保が脱げたスパイクを投げる様子が注目された
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間1月26日に行われたラ・リーガ第21節でヘタフェとホームで対戦し、0-3で敗れた。日本代表MF久保建英は先発出場。持ち前の技術を生かしたプレーで決定機を演出したが、チームは無得点で完敗。脱げたスパイクを地面に叩きつけて苛立ちを露わにする場面があった。
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ソシエダは前節のバレンシア戦とUEFAヨーロッパリーグのラツィオ戦と連敗を喫したなかで、ホームにヘタフェを迎えた。悪い流れを断ち切りたい一戦だったが、後半立て続けに3失点。得点を奪えないまま敗れ、公式戦3連敗となった。
久保は前半から巧みな技術を生かしたプレーで何度もチャンスを演出していた。33分には右サイドから緩急をつけたドリブルでDFを抜き去って右足でクロスを上げたが、味方にはあと一歩届かず。同38分にも右サイドを突破して浮き球のラストパスを送ったが、FWミケル・オヤルサバルのヘディングシュートはラインギリギリのところでGKにセーブされた。
背番号14の日本代表MFは孤軍奮闘を見せたものの、結局そのプレーも得点にはつながらず。前半43分には相手との競り合いの中でスパイクが脱げると、そのスパイクを手に取り地面に投げつけて苛立ちを露わにする一幕もあった。試合終了後には元チームメートでもあるヘタフェDFディエゴ・リコと口論を繰り広げる場面もあり、終始フラストレーションを溜めながらのプレーだったようだ。
スペイン紙「エル・デスマルケ」は「ヘタフェ戦で久保が憤慨。脱げたブーツを地面に投げつけた」と見出しを打ち、「この日本人アタッカーは何度も何度もサイドから危険な動きを仕掛け、眠っていた攻撃を生き返らせようとしていた。そのなかで久保はブーツが脱げ、苛立ちをぶつけるような行動をとった。脱げたブーツを拾って、グラウンドに向かって投げつけ、その後再びそれを履いて試合を続けた」と素晴らしいパフォーマンスを見せながら、それが結果として報われなかった久保の様子について伝えていた。