「勝つことができたのは一つの成果」

「攻撃、守備ともに思ったような形にならないと思っていたが、選手に対して時間があいた時に声をかけて修正できればと思った。なかなか伝わらなかったが、勝つことができたのは一つの成果として捉えたい。力強い試合をやりたかったという思いもあるので、上を目指してやっていきたい。攻守ともにまだまだやらなければいけないことが多いが、みんなで一人ひとりを信じて向上していきたい」

　このゲームでは、アシストを記録した上野以外にも、スタメンに抜擢したDF市瀬菜々（仙台）、MF隅田凜（日テレ）、FW大矢歩（愛媛）といった、自身がアンダー世代の代表監督としてチームを率いてきた間に指導した経験のある4選手をフル代表にデビューさせた。全てが納得のゲームというわけにはいかなかったが、世代交代が進むなかで着々と、新戦力の発掘が進んでいることを印象づける一戦になった。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images