なでしこJ、コスタリカに3-0快勝! 新エース横山が先制弾、4選手デビューで世代交代加速
上野は代表デビュー5分で初アシスト
後半のスタートから高倉監督は左利きのアタッカーであるFW籾木結花と代表デビュー戦となるMF隅田凜(ともに日テレ)を投入した。日本の後半最初の決定機は同15分、自身のシュートがブロックされたこぼれ球をキープした横山が、丁寧な横パスをMF長谷川唯(日テレ)に。ゴール右を狙いすました長谷川のシュートだったが、枠を外れた。逆に同20分にはコスタリカ右サイドからの攻撃で裏を取られるピンチを迎えたが、池田が前に出てコースを消し、枠内シュートを許さなかった。
追加点を奪えずに試合が進むなか、同24分に高倉監督は横山に代えて昨年のU-20女子ワールドカップの得点王で地元・熊本出身のFW上野真美(愛媛)を投入。この試合で3人目となる代表デビューとなった。すると同29分、左サイドのスペースに抜け出した上野は中央のFW田中美南(日テレ)に正確なクロスを供給。これを田中がボレーで合わせて2-0とした。上野は出場から5分でアシストを記録するデビュー戦となった。
さらに同36分、長谷川が左サイドからGKと最終ラインの間にグラウンダーのクロスを通すと、ファーサイドで籾木が合わせて3点目。直後にはこの試合4人目の代表デビューとなるFW大矢歩(愛媛)、MF猶本光(浦和)を投入し、最後まで積極的にゴールを目指す姿勢を見せ続けた。そして、試合は3-0のままタイムアップを迎え、高倉監督就任から初めて迎えた国内でのゲームを快勝した。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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