なでしこJ、コスタリカに3-0快勝! 新エース横山が先制弾、4選手デビューで世代交代加速
高倉体制での国内初戦で快勝 横山&田中の先発2トップ揃い踏み弾
高倉麻子体制での国内初戦となったなでしこジャパンは9日、国際親善試合コスタリカ戦で勝利を飾った、FW横山久美(長野)の鮮やかな左足ミドルで先制すると、後半にFW田中美南(日テレ)が追加点。先発2トップが揃ってゴールを決め、4人が代表デビューを飾るなど世代交代を印象付ける戦いで、3-0と快勝した。
高倉監督は最終ラインにDF市瀬菜々(仙台)を主将のDF熊谷紗希(リヨン)のパートナーとして抜擢し、代表デビュー戦となった。立ち上がりからゲームを制圧した日本は、横山やMF中島依美が積極的にミドルシュートを放ってゴールに迫った。
そしてスコアを動かしたのは、3月の国際大会アルガルベカップで得点王に輝いた新エースだった。前半23分、横山はペナルティーアーク手前でボールを受けてターンすると、左足で鮮やかなシュートをゴール右上へ蹴り込んで先制ゴール。2017年に入り5試合5ゴールと高い得点力を見せつけた。
その後もボールを制圧して攻め込んだ日本だったが、なかなか決定機を作り出せない時間が続いた。そうしたなか同37分には、コスタリカ左サイドからの攻撃でクロスに合わせられてシュートを打たれたが、GK池田咲紀子(浦和)が落ち着いてセーブ。1-0とリードを保ってハーフタイムを迎えた。
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