「ACL必見のU-23選手」に日本勢4人選出 データ上で“世代最高”と評価されたのは…
U-23世代で唯一の270分間フル出場
そして鹿島アントラーズからは、DF植田直通が紹介されている。「我々の東地区リストで、この世代で270分間出場している唯一の選手。2度のクリーンシート(無失点試合)を記録し、9回のデュエル勝利。10回のクリアとパス128回と、データ上では最高のものを残している」と、東地区では世代トップの存在と評価された。
現在2勝1敗でグループE首位に立っている鹿島は、12日に敵地でブリスベン・ロアー(オーストラリア)と対戦する。勝ち点1で最下位に沈む相手との対戦だけに、アウェーとはいえ突破のためには勝ち点3がほしいところだ。植田には鉄壁の守備に加えて、セットプレーからの得点にも期待したいゲームとなる。
Jリーグ勢4チームすべてが、現実的な決勝トーナメント進出の可能性を残している中で、どのチームにも期待の若手が台頭していることがAFCの特集からも浮かび上がっている。アジアを相手にした国際大会の経験を手に、さらなる飛躍を果たせるかに期待が高まる。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images