飛び膝蹴りが顔面直撃…日本代表に指揮官「信じられない」 危険タックル直後の舞台裏
リバプール遠藤航が後半23分から途中出場、エンシソからタックルを受けた
イングランド1部リバプールは現地時間1月25日に第23節でイプスウィッチ・タウンと対戦し、4-1で快勝した。日本代表MF遠藤航は後半23分から途中出場。MFフリオ・エンシソの危険なタックルを受ける場面もあったが、それをものともせずプレーを続行した。アルネ・スロット監督は「彼のメンタリティーは信じられない」と背番号3の不屈のメンタルを称賛していた。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」がコメントを伝えている。
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ミッドウィークのUEFAチャンピオンズリーグではフランス1部リールを下し、リーグフェーズで7連勝を飾るなど絶好調のリバプール。首位を走るプレミアリーグでもその勢いは継続。前半11分にMFドミニク・ソボスライのゴールで先制すると、その後はFWモハメド・サラーとFWのコーディ・ガクポの2得点などでリードを広げ、イプスウィッチを撃破した。
遠藤は後半23分にMFライアン・フラーフェンベルフとの交代でピッチに登場。すると同35分、ルーズボールの競り合いで、イプスウィッチMFエンシソの飛び蹴りを食らいピッチに倒れ込む危険な場面も。しかし、遠藤は立ち上がり、何事もなかったかのように最後までプレーを続けた。エンシソにはイエローカードが提示された。
リバプールを率いるスロット監督は「ファウルがあった時、これは良くないと感じた。周りの選手たちの反応もそれを示していた。(遠藤について)様子を見ようと思ったが、彼は1度か2度頭を振って、すぐにプレーを再開していたんだ。彼のメンタリティーは信じられないよ。彼は大丈夫だ。イエローカードだけで済んでいたので、私が抱いた不安は杞憂だったようだ」と危険なタックルをものともせずにプレーを続けた遠藤の姿勢を称えていた。
プレミアリーグでは年明け初の出番だった遠藤。依然としてプレー時間は限られているものの、闘志あふれるプレーで確かな存在感を示していた。