日本人FWの5大リーグ移籍が決定的 “エース放出”に現地反応「売却すべきではない」「彼が重要」

スタッド・レンヌへの移籍が決定的とされている古橋亨梧【写真:ロイター】
スタッド・レンヌへの移籍が決定的とされている古橋亨梧【写真:ロイター】

レンヌへの移籍が秒読み段階と報じられている

 フランス1部スタッド・レンヌがスコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧獲得に動いている。レンヌの監督であるジョルジュ・サンパオリ監督は、古橋の移籍交渉が1月23日中にもまとまる可能性を示唆していたが、現時点ではまだ正式発表には至っていない。そうしたなかでセルティック加入から、チームの得点源であり続けた古橋の移籍を巡っては、ファン・サポーターからさまざまな意見が挙がっている。英公共放送「BBC」が報じている。

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 30歳の古橋の移籍には、移籍金だけではなく25歳のポルトガル人FWジョタも絡んでくるという。2021年、当時アンジェ・ポステコグルー監督(現イングランド1部トッテナム)が率いていたチームに加入した2人だが、ジョタはセルティックで活躍後、サウジアラビア1部アル・イテハドに完全移籍。しかし、登録の問題が生じるなどのトラブルに見舞われ、2024年からランスに加入していた。

 セルティックがシーズン中となる冬の移籍市場でエースを売却するという判断をしたことについては、賛否両方の意見が寄せられている。「キョウゴは絶対に売却すべきではない、絶対にね。素晴らしいスピードを持った素晴らしいフィニッシャーだ」「キョウゴを行かせるのは間違った決断だ。」「ほかのセルティックの選手ではとても埋めきれない穴をあけることになる。得点力だけじゃなくて、彼の動きが重要なんだ。彼を売って得られるどんな金額でも、彼の価値以上にはならない」「まだ多くの試合が残っているシーズン途中にエースを売却するとは、ひど過ぎる決断だ。シーズン終了後まで待つべきだった」と、戦力ダウンを否めないとする声が多く寄せられた。

 逆に「ジョタの復帰は素晴らしいニュースだ。キョウゴの売却で唯一の心配は、彼の抜けた後、誰が点を取る中心になるのかだ」「キョウゴが去るのは問題ないが、誰が穴を埋めるのか。」「セルティックにとって良いビジネスだ。素晴らしいストライカーだが30歳で、絶頂期をセルティックで過ごしてくれた。セルティックはどうやってお金を生み出すべきかわかっている」「キョウゴが去ることは寂しいけれど、以前のような選手ではなくなりつつあるし、ジョタが復帰することは嬉しい」「キョウゴがそのような決断をしたなら、ジョタを戻して前田を中央で使えばいい。ファンタスティックなビジネスだ」と、売却に賛成する声もある。

 また、目立ったのは、チームにとって大きな戦力的なマイナスになる一方で、古橋が望むようにするべきだという意見だった。「キョウゴを失うことは、セルティックにとって大きな損失だ。ボールのないところでの動きは、セルティック史上最高だし、何よりゴールを決め続けている。特にレンジャーズ戦に強い。人間的にも素晴らしいから、彼の幸運を願うよ」「キョウゴはグラスゴーで伝説となった。彼が行きたいと望むなら、私たちは邪魔をすべきではない」「キョウゴのような選手が去るのは悲しいが、望むのであればそうなるべき。在籍期間、僕たちを楽しませてくれてありがとう。幸運を」。

 多くの反響を呼んでいる古橋の移籍報道だが、確かなことは元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション以来、クラブ史上最高のストライカーという称された古橋が、スコットランドで極めて愛されたことだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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