平均20歳の“攻撃トライアングル”が躍動 沖縄の地で機能、G大阪の逸材トリオが示した新たな可能性
G大阪の南野、唐山、名和田の若手トリオが躍動
沖縄キャンプ中のガンバ大阪は1月24日、北海道コンサドーレ札幌とトレーニングマッチ(45分×3本)を行い、2-2で引き分けた。1本目は0-1、2本目は2-0、3本目は0-1。2本目の途中からは1トップに20歳FW南野遥海、トップ下18歳MF名和田我空、右サイド22歳FW唐山翔自が入り、連動した攻撃を見せた。平均年齢20歳の“攻撃トライアングル”は今シーズンの新たな可能性を示した。
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ギラギラした熱が沖縄・中城村のピッチに広がっていた。実戦初戦の水戸ホーリーホック戦でいきなりゴールした南野を1トップに置き、2試合連続で唐山が右サイドに。トップ下には高3の名和田が入った。2本目の途中24分から出場すると、流れが変わった。ペースを掴んで37分には、唐山が逆サイドのMF奥抜侃志へパスを遠し、奥抜の突破から浮き球のクロスをゴール前へ。オウンゴールで同点に追いついた。
水戸戦では「もう少しボールに関わっていきたい」と反省していた名和田も、この日はアグレッシブな動きで技術の高さを示していた。相手のメンバーも大きく変わったことも要因の1つとしてあるかもしれないが、レンタルから復帰したパンチ力あるシュートを打つ南野、気が利くプレーで周囲も生かす唐山との“トライアングル”は将来を感じさせるものだった。
昨年は21歳のFW坂本一彩が2桁ゴールを挙げて、今冬欧州へと飛び立った。NEXTブレイク候補になる若手トリオは壁もあるだろうが、経験を積みながら大きく飛躍してもらいたいものだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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