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引退試合で大阪ダービー!? 柿谷曜一朗が明かした仰天プラン「ガンバのユニをピンクに」
ヨドコウで実現なるか、夢のダービー
2024シーズンをもって現役を引退した元日本代表FW柿谷曜一朗が1月23日、古巣セレッソ大阪の本拠地であるヨドコウ桜スタジアムで引退会見を行った。涙あり、笑いあり、プロ19年間等身大であり続けた柿谷を象徴する会見だった。囲み取材では引退試合の展望を告白。「レジェンドVSフレンズ」のような形ではなく「大阪ダービーでやりたい」と仰天プランを明かした。
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C大阪のアカデミー出身としてのあり方を見た。1週間前の16日に「セレッソで引退会見をさせてほしい」と頼み込み、急遽所属したクラブのパネルなどが用意された。「これはセレッソじゃないとできないでしょ」と関係者が漏らすほど、互いの思いが通じ合っていた会見だった。
会見ではサポーターへの思い、家族への思いを聞かれると涙が止まらなかった。それでも、周囲を楽しませるトーク術、柿谷らしい笑顔も見られる約1時間だった。
そして引退試合については「めちゃくちゃ考えてますよ。すごい構想があるんですよ」といい「ヨドコウでやってほしいとお願いしていて……レジェンドVSフレンズみたいな形じゃなくて、大阪ダービーでやりたい。満員になる自信あるんで」とプランを明かした。
宿敵ガンバ大阪との対戦で、例えば「ガンバのユニフォームをピンクにして……俺が選べるでしょ?(笑)」とニヤリ。C大阪サイドは乾貴士、清武弘嗣、香川真司……らの豪華面々に加えて、驚きの考えも。
「セレッソのボランチにヤットさん(遠藤保仁)を置いたりして。ガンバのサポーターもその日だけはセレッソも応援しないとあかん、みたいな。面白いと思ってくれるのは多分大阪の人間だけかもしれへんけど(笑)。面白いんちゃうかな、と」
G大阪の“至宝”と呼ばれるFW宇佐美貴史との2トップなども「面白いでしょ?」「ガンバ側には家長くん(家長昭博)、本田圭佑くんとかにして……」との夢プランを描く。その顔は朗らかで柔和だった。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)