伝説のFWインザーギが「ミラン背番号9」の後継者2人を指名 名門復活を託された選手とは

9番候補はライバルクラブに存在

「あの9番のユニフォームが再び重要な存在になれると信じている。欧州とイタリアで成功をもたらせるように。僕はマルコ・ファン・バステンからあのユニフォームを継承した。それはすごく大変な仕事だったけれど、重要なことは信じることだ」

 技術、スピード、パワーとすべてを兼ね備えた元オランダ代表の天才ストライカーから栄光の9番を継承したピッポはひたすら泥臭く、相手の隙を見逃さず、決定力に特化する唯一無二のストライカー像を作り上げた。

 イングランド地元紙「サン」も、2012年のインザーギ引退以降に「ミランの9番」を託された6人の合計18得点という力不足ぶりを特集するほど、名門凋落の象徴と化している。

「ジャンルカ・ラパドゥーラがミランで活躍できるといいね。彼に必要なものは少しの忍耐かな」

 昨季セリエBペスカーラで得点王となり、今季ミランにやってきた現在の9番、ラパドゥーラは現在5得点という成績を残し、覚醒の可能性は示しているという。だが、9番候補はライバルクラブに存在する。

 

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