レアル対アトレチコ、両軍ベストメンバーを起用 白熱のスペイン首都決戦は1-1痛み分けに

ぺぺ、グリーズマンがゴール

 後半に入って7分、試合を動かしたのはレアルのセットプレーだった。右サイドのFKでキッカーのMFクロースの蹴ったボールは、ファーサイドのDFペペの頭にピタリと合う。今季限りでクラブを去るとの報道がある武闘派DFの一撃で、レアルが1-0と先制に成功した。

 1点を追うアトレチコは同14分にカウンターからFWフェルナンド・トーレスが決定機を迎えたものの、GKナバスのセーブに遭い同点のチャンスを逃した。このままレアルが逃げ切るかと思われた同40分、グリーズマンが大仕事をやってのける。途中出場のMFコレアのスルーパスを受けると、ニアサイドを打ち破って1-1の同点に追いついた。

 アトレチコは闘将ディエゴ・シメオネ監督の培ったメンタルの強さを最後に発揮した。一方、レアルにとってはCLとバルサとのクラシコを前に、手痛いドローとなった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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