永田が喜び…MOMは「秘かに狙っていた」

　ポルトガル2部のUDオリヴェイレンセに所属する19歳MF永田滉太朗が今季2ゴール目を決めた。現地時間1月20日のリーグ第18節ペナフィエル戦（2-2）にスタメン出場。マン・オブ・ザ・マッチ（MOM）に選ばれる活躍を見せた永田が大きな話題となっている。

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　シーズン序盤こそ出場時間の短かった永田だが、徐々にスタメンの座を奪うと第16節マリティモ戦（2-1）で1ゴール1アシストと躍動。移籍後の初得点をマークするとともに、チームからの信頼を確固たるものにした。

　20日のペナフィエル戦では悪天候のなか、1-1 で迎えた後半20分。右からのコーナーキックのこぼれ球に反応し、永田がペナルティエリア外から得意の左足を振り抜いて強烈なミドルシュートを突き刺した。MOMにも輝いた永田は「ペナフィエルは開幕戦の相手で自分はその時はベンチ外だったので、悔しい気持ちを返すという気持ちと、首位のチームなので自分がその相手にどれくらい出来るのかを確認するためにもモチベーションの高い試合でした。（MOMは）秘かに狙っていたので嬉しかったです」と、コメントで喜びをあらわにした。

　永田は小学生年代で川崎フロンターレ、中学年代から横浜FCの下部組織に在籍。23年夏にプロ契約を結ぶと同時に、オリヴェイレンセへ期限付き移籍した。プロ入り後2得点目を決め、欧州で成長を続ける永田には「すげぇ」「また決めた」「ナイスゴール！」といった賞賛の声が寄せられている。